インドの首都・ニューデリーでは、大気汚染状況が深刻化しており、当局が小学校を休校にし、交通量を制限している。

The air pollution situation in India’s capital New Delhi is worsening, prompting officials to close primary schools and restrict traffic.

2週続けて公害関連のニュースになりました。先週は「水俣病」がテーマでしたが、こちらはすでに公害病に認定され国による賠償も行われている事案でした。

今週はインドの「大気汚染」。わが国では大気汚染も過去に公害病として認定されています。例えば四日市ぜんそく。しかし今回のインドのケースは現状では公害病と認定できるような十分な症例は集まっておらず、現在のところ「危惧される」といった段階です。何はともあれ、一日も早くインドの大気汚染が和らぐよう、公害病に至らぬよう願うばかりです。多くの公害を体験してきた我が国の技術がその解決に少しでも寄与してくれることを期待します。

さて、人は食べたり飲んだり吸ったりして生きています。現在社会において、私たちはこれらの行為によって必ず外部から何かしら身体に良くない物質を体内に取り込むことになります。その結果、個人差はありますが誰もが何かしらの健康被害にあう可能性を持っています。

この時期、多くの人々を悩ませる「花粉」もそのひとつ。杉やヒノキの花粉がもたらす花粉症ですが、我が国では国民病といってよいほど多くの人々が罹患しており、その原因と規模から近代の植林事業がもたらした公害病だという説もあります。また、食品添加物なども含めて、広く健康被害を出しながらも公害認定させてないものもあるようです。

これらに共通する恐ろしいところは、摂取したからと言って必ずしも発症するとは限らない点、発症時期が人によって異なる点、症状に個人差が大きい点にあると思います。中でも「発症時期が人によってが異なる」というのが恐ろしいと個人的には感じています。インドでも今後「大気汚染」に起因するぜんそくや目の不調などが公害病として長期的な社会問題になるかも知れません。インドの人口を考えれば、その際の被害者の数と補償額は天文学的数字になるでしょう。

我が国に目を向けるとコロナワクチンによる薬害が注目を集めだしています。。体内に異質な物を入れるという意味ではワクチンも同じで、その結果、健康を害したり命を失ってしまったという事例が出てきています。ワクチン接種した方々には何の過失もありませんので、薬害を受けた方々にはまずは国としてきちんと手を差し伸べて欲しいと思います。と同時に、とにかくワクチンを打て!マスクをしろ!集まるな!に偏った「対策」に問題がなかったか、あらゆる角度から検証して欲しいものです。

かくいう私自身もワクチン接種を受けた者として、今後、わずかながらでも発症する恐怖を感じながら生きることになりそうです。仕方ありませんが…。今さらながら、体に入れるものには十分すぎるほど注意したいものです。

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ニュース英語って何だろう?

「ニュース英語から何を想像しますか?」

この質問を投げかけると多くの人が「英字新聞」と答えます。PHILOSに体験で来られた40代女性のKさんもその一人でした。Kさんによると、ニュースといえば新聞だし、これに英語がつけば英字新聞と思うのが一般的な日本人の感覚ではないかとのことでした。確かにその通り。したがって「英字新聞を教材に読んだり訳したりする」のがニュース英語学習法という固定観念があったそうです。

ラジオニュースだった!

そのKさん、レッスンがはじまっていきなりリスニングがはじまったのですからもうびっくりです。手元には新聞どころかテキストも何もありません。講師の流すラジオ音声をただただ集中して聴く…。そう、PHILOSのニュースは英語のラジオニュースなのです!

リスニング力のなさに脱帽

PHILOSでは60秒ほどの短いニュースを使います。これをはじめて聴いたKさん、いくつかの単語が聴き取れたこともあって何のニュースなのかはわかったけれど、詳しい内容はほとんどわからなかったそうです。あまりのリスニング力のなさに脱帽といった感じでした。

その後は講師のリードのもと、段落ごとに、さらに文章を細かく切って「ここが主語で」「ここが動詞で」「ここは受け身になっていて」と何度も聞いていくうちに少しずつ「聴こえる」ようになっていきました。

リスニングの最後にもう一度同じニュースを通しで聴きます。ここで多くの方が最初に比べて圧倒的に「聴こえる」ことに驚かれます。もちろんKさんもそうでした。そして…ここまでわずか25分!

スクリプトを見て実感。英語を聴く<読む

ここまできてようやくスクリプト(ニュースの台本)の出番です。ペーパーを配ると皆さん、すぐに英文に目を通しはじめますが「こんな簡単だったの」と一様に驚きの声!

日本の英語学習になじんできた人は語彙力、文法力があり「読む力」があります。この驚きはその力が発揮されたことによるものです。一方で英文を読んだことで「聴く力」のなさを再認識してがっかりする瞬間でもあります。Kさんはクラス体験前の質問で「英検2級なので準中級クラス」とのことでしたが、実際に聴いたニュースはワンランク下の初級クラスのものでした。Kさんも多くの方同様に「聴けないけれど読むのは楽勝」を実体験したのでした。

学習法を変えるだけで伸びる

リスニングは慣れが大きいといいます。そしてこれは正しい。だから聴き慣れれば…

これは少し違います。慣れるのは「音」に対してであり、それがすぐに英語の理解につながるわけではありません。理解にまでつなげるには何より語彙力が必要。そして「英語の語順」です。

日本語とは異なる語順を持つ英語。この英語の語順通りに理解する力を磨く学習法の肝であり、それがリスニングからはじめる英語学習です。もしこれにもうひとつ有効な学習法を加えるならば「サイトトランスレーション」でしょうか。ここでは詳しくは説明しませんが、この動画コンテンツでは英字新聞をサイトトランスレーションで読んでいくパートも含んでいます。

オールラウンダーに

ニュースは、政治経済、外交軍事、文化芸能にいたる幅広い分野を扱います。時事の知識が身につけながら楽しく学ぶことができます。また分野ごとに頻出単語があり、それらを着実に身に着けていくことでオールラウンドで通用する語彙力が手に入ります。

Kさんは梅田のクラスで現在も学んでおられます。約1年半で英検Ⓡ1級が狙えるところまで来られました。劇的に伸びたのは語彙力とリスニング力。因みに最初の1年はクラスと合わせて動画コンテンツも併用し、これが底力になったそうです。

そんな「語彙力とリスニング力」が身につく動画コンテンツ↓。ニュース英語が初めてというあなたに強くおススメします。