大坂なおみ選手が、子どものころからあこがれてきたセリーナウイリアムス選手を決勝で破り、USオープン初優勝を飾りました。しなやかな長身から繰り出される強烈なサーブ。磨きのかかったリターンは女子テニス新時代の到来を予感させますね。

今週の”Close-Up Words”は、この大坂選手USオープン初優勝のニュースから…


テニスUSオープン女子決勝は、大坂なおみとセリーナ・ウィリアムズの対戦
square off でした。


大坂がストレートで長年のライバルを下し、グランドスラム初勝利を飾りましたが、主審にコーチングの反則を取られたセリーナが怒りを露わにしラケットを叩き折るなどして、後味の悪さが残りました。
A series of furious rows with tournament officials by Serena Williams overshadowed the maiden victory of Osaka.


新聞見出しにはセリーナの怒りをmeltdownと表現していました。 meltdown には原子炉の炉心溶融の意味の他、(略式に)冷静さを失う事、かっとなることという意味があります。
セリーナは主審に対して、反則はしてないと叫び、謝罪を繰り返し求めました。
“I don’t cheat! I have never cheated in my life. You owe me an apology!”

しかし試合中大坂選手は落ち着いていました。
Naomi Osaka remained composed/hold her nerve 等。

授賞式でもブーイングは続きました。
For the first time ever at the US Open, the trophy ceremony was drowned out by boos.

drown はおぼれさせるですが drown (out) =(騒がしい音が小さい音を)消す、
聞こえなくするという使い方もできます。

少したどたどしい日本語を話す大坂なおみ=She speaks Japanese haltingly.


halt は止まる=stop ですね。haltingly =ためらって、言葉がつかえて
そのギャップも魅力で、益々ファンが増えそうですね。