日本は、悪化しつつあるアジアの安全保障環境を考慮して、アメリカ製のトマホーク巡航ミサイルの調達を予定より1年前倒しで開始する。

Japan will start procuring US-made Tomahawk cruise missiles one year ahead of schedule in light of the worsening security environment in Asia.

我が国の国防は「攻撃されたら反撃する」が原則です。この「攻撃されたら」の場所が問題で、CHINAによる尖閣諸島への恒常的な領海侵犯や北朝鮮によるミサイル射撃を許容している現状を踏まえると対象地域は領海内ではなく、〇〇島や〇〇県、沖縄県、北海道、本州といった領土が攻撃される必要がありそうです。この場合、国防の最前線を担う自衛隊だけにとどまらず、民間人の誰かが巻き込まれることが当然に想定されます。つまり犠牲者がでないと反撃できないということです。

この「犠牲者」は誰なのか。それは都市部に暮らす私たちかも知れないし、基地のそばで暮らす人々かも知れないし、離島の人々かも知れません。誰にせよ、最初から民間人の犠牲を想定しているやっかいな解釈になっているようです。

そんな中、言葉は「反撃能力」と弱含みになりましたが、実質的に敵基地攻撃能力を持つ武器がようやく広く配備されはじめます。

このトマホークが大きな抑止力になることを期待します。一部では「型遅れを買わされた」といった意見もあるようですが、私は「ない」から「ある」状態になることを心より歓迎したいと思います。ここから少しずつ最新型へ、そして国産技術へ、と進化していくことが正しい道と考えます。

いつか、我が国を攻撃するのが馬鹿らしくなるほどの反撃能力と、自衛隊の方も含めて誰一人として命を失わないような精緻な武器を備えた、世界一強固で平和な日本を築いてもらいたいと思います。

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ニュース英語って何だろう?

「ニュース英語から何を想像しますか?」

この質問を投げかけると多くの人が「英字新聞」と答えます。PHILOSに体験で来られた40代女性のKさんもその一人でした。Kさんによると、ニュースといえば新聞だし、これに英語がつけば英字新聞と思うのが一般的な日本人の感覚ではないかとのことでした。確かにその通り。したがって「英字新聞を教材に読んだり訳したりする」のがニュース英語学習法という固定観念があったそうです。

ラジオニュースだった!

そのKさん、レッスンがはじまっていきなりリスニングがはじまったのですからもうびっくりです。手元には新聞どころかテキストも何もありません。講師の流すラジオ音声をただただ集中して聴く…。そう、PHILOSのニュースは英語のラジオニュースなのです!

リスニング力のなさに脱帽

PHILOSでは60秒ほどの短いニュースを使います。これをはじめて聴いたKさん、いくつかの単語が聴き取れたこともあって何のニュースなのかはわかったけれど、詳しい内容はほとんどわからなかったそうです。あまりのリスニング力のなさに脱帽といった感じでした。

その後は講師のリードのもと、段落ごとに、さらに文章を細かく切って「ここが主語で」「ここが動詞で」「ここは受け身になっていて」と何度も聞いていくうちに少しずつ「聴こえる」ようになっていきました。

リスニングの最後にもう一度同じニュースを通しで聴きます。ここで多くの方が最初に比べて圧倒的に「聴こえる」ことに驚かれます。もちろんKさんもそうでした。そして…ここまでわずか25分!

スクリプトを見て実感。英語を聴く<読む

ここまできてようやくスクリプト(ニュースの台本)の出番です。ペーパーを配ると皆さん、すぐに英文に目を通しはじめますが「こんな簡単だったの」と一様に驚きの声!

日本の英語学習になじんできた人は語彙力、文法力があり「読む力」があります。この驚きはその力が発揮されたことによるものです。一方で英文を読んだことで「聴く力」のなさを再認識してがっかりする瞬間でもあります。Kさんはクラス体験前の質問で「英検2級なので準中級クラス」とのことでしたが、実際に聴いたニュースはワンランク下の初級クラスのものでした。Kさんも多くの方同様に「聴けないけれど読むのは楽勝」を実体験したのでした。

学習法を変えるだけで伸びる

リスニングは慣れが大きいといいます。そしてこれは正しい。だから聴き慣れれば…

これは少し違います。慣れるのは「音」に対してであり、それがすぐに英語の理解につながるわけではありません。理解にまでつなげるには何より語彙力が必要。そして「英語の語順」です。

日本語とは異なる語順を持つ英語。この英語の語順通りに理解する力を磨く学習法の肝であり、それがリスニングからはじめる英語学習です。もしこれにもうひとつ有効な学習法を加えるならば「サイトトランスレーション」でしょうか。ここでは詳しくは説明しませんが、この動画コンテンツでは英字新聞をサイトトランスレーションで読んでいくパートも含んでいます。

オールラウンダーに

ニュースは、政治経済、外交軍事、文化芸能にいたる幅広い分野を扱います。時事の知識が身につけながら楽しく学ぶことができます。また分野ごとに頻出単語があり、それらを着実に身に着けていくことでオールラウンドで通用する語彙力が手に入ります。

Kさんは梅田のクラスで現在も学んでおられます。約1年半で英検Ⓡ1級が狙えるところまで来られました。劇的に伸びたのは語彙力とリスニング力。因みに最初の1年はクラスと合わせて動画コンテンツも併用し、これが底力になったそうです。

そんな「語彙力とリスニング力」が身につく動画コンテンツ↓。ニュース英語が初めてというあなたに強くおススメします。