マーシャル諸島は金曜日(3月1日)、アメリカの太平洋での水爆実験から70周年を迎えた。
The Marshall Islands on Friday marked the 70th anniversary of a US hydrogen bomb test in the Pacific Ocean.
広島に人類初の原子力爆弾を投下し多くの一般人を犠牲にしてからわずか9年後、アメリカは原爆の1000倍の威力を持つといわれる水素爆弾の開発に成功しました。
この実用化に向けての実験場に選ばれたのが北アメリカ大陸から遠く離れたビキニ環礁です。現地では想像を絶する自然破壊、そして近隣の島々に暮す人々や漁で訪れていた人々が被ばくしました。果たしてどんな実験が行われたのか、映像がありましたので紹介しておきます。
投下された水爆の名は「ブラボー」。この映像を見て陽気なアメリカ人たちが「ブラボー」と叫んだことは想像に難くありません。
この実験の8か月後に公開された映画がゴジラです。ゴジラの設定は「水爆実験が生み出した大怪獣」。アメリカによる占領が終わったばかりで表立ってはアメリカ批判などできない時代背景の中で、気骨あふれる映画人たちが知恵を絞って生み出した問題提起の作品です。奇想天外でありながらリアルなシナリオ、特撮技術にも目を見張る不朽の名作です。
ゴジラの名の由来は「ゴリラ+クジラ」と言われています。ネーミングも機知に富んでいてなかなかのものです。英語ではGodzilla。God:神+zilla:巨大怪獣のような~(接尾語)。神が作り上げた巨大怪獣といった感じでしょうか。実はGodzillaの名が知れ渡った後にzillaが接尾語として使われるようになりました。つまりゴジラが先!こんなところにもゴジラの大怪獣ぶりがうかがえます。最近ではコンピューター用語のmozillaなどが有名ですね。
科学者たちの努力により核の技術は想像を絶するスピードで進化し続けています。これを止めることは不可能です。一方でこの技術をどう使うかは政治家の役割です。広島長崎に原爆が投下されてから80年、劣化が激しいといわれる政治家ではありますが、誰一人として「核兵器を使用する」という愚を犯していないことだけは評価に値します。とはいえ、ウクライナやイスラエルでのもめ事に「核」が使われないとも限らない昨今ではありますが…。
日本の政治家にはできれば「核の平和利用」を進めて欲しいものです。原発再稼働で電気代を安くするためとか(笑)。東京都知事選挙も終わり、来年の国政選挙に向かう我が国ですが、外国に遺憾砲を打つだけでなく、ゴジラを生み出したかつての映画人のような問題提起できる気骨ある政治家の登場を期待します。
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ニュース英語って何だろう?
「ニュース英語から何を想像しますか?」
この質問を投げかけると多くの人が「英字新聞」と答えます。PHILOSに体験で来られた40代女性のKさんもその一人でした。Kさんによると、ニュースといえば新聞だし、これに英語がつけば英字新聞と思うのが一般的な日本人の感覚ではないかとのことでした。確かにその通り。したがって「英字新聞を教材に読んだり訳したりする」のがニュース英語学習法という固定観念があったそうです。
ラジオニュースだった!
そのKさん、レッスンがはじまっていきなりリスニングがはじまったのですからもうびっくりです。手元には新聞どころかテキストも何もありません。講師の流すラジオ音声をただただ集中して聴く…。そう、PHILOSのニュースは英語のラジオニュースなのです!
リスニング力のなさに脱帽
PHILOSでは60秒ほどの短いニュースを使います。これをはじめて聴いたKさん、いくつかの単語が聴き取れたこともあって何のニュースなのかはわかったけれど、詳しい内容はほとんどわからなかったそうです。あまりのリスニング力のなさに脱帽といった感じでした。
その後は講師のリードのもと、段落ごとに、さらに文章を細かく切って「ここが主語で」「ここが動詞で」「ここは受け身になっていて」と何度も聞いていくうちに少しずつ「聴こえる」ようになっていきました。
リスニングの最後にもう一度同じニュースを通しで聴きます。ここで多くの方が最初に比べて圧倒的に「聴こえる」ことに驚かれます。もちろんKさんもそうでした。そして…ここまでわずか25分!
スクリプトを見て実感。英語を聴く<読む
ここまできてようやくスクリプト(ニュースの台本)の出番です。ペーパーを配ると皆さん、すぐに英文に目を通しはじめますが「こんな簡単だったの」と一様に驚きの声!
日本の英語学習になじんできた人は語彙力、文法力があり「読む力」があります。この驚きはその力が発揮されたことによるものです。一方で英文を読んだことで「聴く力」のなさを再認識してがっかりする瞬間でもあります。Kさんはクラス体験前の質問で「英検2級なので準中級クラス」とのことでしたが、実際に聴いたニュースはワンランク下の初級クラスのものでした。Kさんも多くの方同様に「聴けないけれど読むのは楽勝」を実体験したのでした。
学習法を変えるだけで伸びる
リスニングは慣れが大きいといいます。そしてこれは正しい。だから聴き慣れれば…
これは少し違います。慣れるのは「音」に対してであり、それがすぐに英語の理解につながるわけではありません。理解にまでつなげるには何より語彙力が必要。そして「英語の語順」です。
日本語とは異なる語順を持つ英語。この英語の語順通りに理解する力を磨く学習法の肝であり、それがリスニングからはじめる英語学習です。もしこれにもうひとつ有効な学習法を加えるならば「サイトトランスレーション」でしょうか。ここでは詳しくは説明しませんが、この動画コンテンツでは英字新聞をサイトトランスレーションで読んでいくパートも含んでいます。
オールラウンダーに
ニュースは、政治経済、外交軍事、文化芸能にいたる幅広い分野を扱います。時事の知識が身につけながら楽しく学ぶことができます。また分野ごとに頻出単語があり、それらを着実に身に着けていくことでオールラウンドで通用する語彙力が手に入ります。
Kさんは梅田のクラスで現在も学んでおられます。約1年半で英検Ⓡ1級が狙えるところまで来られました。劇的に伸びたのは語彙力とリスニング力。因みに最初の1年はクラスと合わせて動画コンテンツも併用し、これが底力になったそうです。
そんな「語彙力とリスニング力」が身につく動画コンテンツ↓。ニュース英語が初めてというあなたに強くおススメします。