蕉風という独自の句風を確立し俳聖と呼ばれる松尾芭蕉。彼の最初の紀行文である「野ざらし紀行」の2つのうち1つが半世紀ぶりに発見されました。
発見されたものには天理大学で保存されているものと異なり、芭蕉直筆の書と画が挿入されています。芭蕉研究者にとって大変意義のある発見となりました。
芭蕉といえば「月日は百代の過客にして」から始まる「おくのほそ道」が有名です。この「おくのほそ道」には、推敲の多い中尾本「おくの細道」、曾良本「おくのほそ道」、芭蕉の弟子で書家の柏木素龍が清書した素龍本「おくのほそ道」などがあります。素龍本の題簽(外題)「おくのほそ道」が芭蕉自筆(と言われている)であることから芭蕉公認の最終形と言われています。
高校時代、古典の授業を専攻して素龍本を1年かかって読み終えました。最初は文字がほとんど読めずに苦労したことを思い出します。この時の学びが今も生きていて、書道の経験もないのに草書がまあまあ読めるようになりました。懐かしい記憶です。
それではレッスンをお楽しみください。
↓素龍本はこんな感じです。
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ニュース英語って何だろう?
「ニュース英語から何を想像しますか?」
この質問を投げかけると多くの人が「英字新聞」と答えます。PHILOSに体験で来られた40代女性のKさんもその一人でした。Kさんによると、ニュースといえば新聞だし、これに英語がつけば英字新聞と思うのが一般的な日本人の感覚ではないかとのことでした。確かにその通り。したがって「英字新聞を教材に読んだり訳したりする」のがニュース英語学習法という固定観念があったそうです。
ラジオニュースだった!
そのKさん、レッスンがはじまっていきなりリスニングがはじまったのですからもうびっくりです。手元には新聞どころかテキストも何もありません。講師の流すラジオ音声をただただ集中して聴く…。そう、PHILOSのニュースは英語のラジオニュースなのです!
リスニング力のなさに脱帽
PHILOSでは60秒ほどの短いニュースを使います。これをはじめて聴いたKさん、いくつかの単語が聴き取れたこともあって何のニュースなのかはわかったけれど、詳しい内容はほとんどわからなかったそうです。あまりのリスニング力のなさに脱帽といった感じでした。
その後は講師のリードのもと、段落ごとに、さらに文章を細かく切って「ここが主語で」「ここが動詞で」「ここは受け身になっていて」と何度も聞いていくうちに少しずつ「聴こえる」ようになっていきました。
リスニングの最後にもう一度同じニュースを通しで聴きます。ここで多くの方が最初に比べて圧倒的に「聴こえる」ことに驚かれます。もちろんKさんもそうでした。そして…ここまでわずか25分!
スクリプトを見て実感。英語を聴く<読む
ここまできてようやくスクリプト(ニュースの台本)の出番です。ペーパーを配ると皆さん、すぐに英文に目を通しはじめますが「こんな簡単だったの」と一様に驚きの声!
日本の英語学習になじんできた人は語彙力、文法力があり「読む力」があります。この驚きはその力が発揮されたことによるものです。一方で英文を読んだことで「聴く力」のなさを再認識してがっかりする瞬間でもあります。Kさんはクラス体験前の質問で「英検2級なので準中級クラス」とのことでしたが、実際に聴いたニュースはワンランク下の初級クラスのものでした。Kさんも多くの方同様に「聴けないけれど読むのは楽勝」を実体験したのでした。
学習法を変えるだけで伸びる
リスニングは慣れが大きいといいます。そしてこれは正しい。だから聴き慣れれば…
これは少し違います。慣れるのは「音」に対してであり、それがすぐに英語の理解につながるわけではありません。理解にまでつなげるには何より語彙力が必要。そして「英語の語順」です。
日本語とは異なる語順を持つ英語。この英語の語順通りに理解する力を磨く学習法の肝であり、それがリスニングからはじめる英語学習です。もしこれにもうひとつ有効な学習法を加えるならば「サイトトランスレーション」でしょうか。ここでは詳しくは説明しませんが、この動画コンテンツでは英字新聞をサイトトランスレーションで読んでいくパートも含んでいます。
オールラウンダーに
ニュースは、政治経済、外交軍事、文化芸能にいたる幅広い分野を扱います。時事の知識が身につけながら楽しく学ぶことができます。また分野ごとに頻出単語があり、それらを着実に身に着けていくことでオールラウンドで通用する語彙力が手に入ります。
Kさんは梅田のクラスで現在も学んでおられます。約1年半で英検Ⓡ1級が狙えるところまで来られました。劇的に伸びたのは語彙力とリスニング力。因みに最初の1年はクラスと合わせて動画コンテンツも併用し、これが底力になったそうです。
そんな「語彙力とリスニング力」が身につく動画コンテンツ↓。ニュース英語が初めてというあなたに強くおススメします。